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はじめての単焦点(2) 

前回DA35mm F2.4 AL を紹介した。

しかし、このレンズ、カラーバリエーション目当てで購入するならともかく、そうでなければ少々「安っぽい」のだ。
いや、写りは良いのだ。その、見た目を良い意味で裏切る描写をする。

それでも、どうせ買うなら、というように、もう少し所有欲も満たすようなレンズがある。
焦点距離は同じ35mmで、撮影倍率1:1までの接写ができるマクロレンズだ。

アメリカに移住してコマーシャルフォトグラファーとして生計を立てている友人が言った。
「どうせ一番いいレンズ買うんだから最初からそっち買っておきなよ」

うん。それも一理ある。
だからこの、マクロレンズを紹介することにした。
いや、本当は、FA31mm F1.8 AL Limitedという、「一番いい」奴があるんだけど、コンセプトの「はじめての単焦点」としては些か敷居が高いのでこちらは別のテーマの時にしようと思う。


撮影倍率というのは、被写体の大きさと、その被写体が撮像面に映し出された大きさの比率のことを言う。

1cmのダンゴ虫が、フィルム上で1cmで写っていれば1:1になる。

現在ではデジタルだとイメージセンサーの大きさもまちまちなので、撮影倍率という数値自体があまり意味を持たないが、小さなものを大きく写す事のできるレンズの指標として用いられている。

一般的に、1:1の撮影倍率を持つレンズのことを「マクロレンズ」と言う。小さなもの(マイクロ)を実物よりもより大きく(マクロ)写すという意味で「マクロレンズ」と言うようだ。

ただ、これも厳密な決まりはない様で、手持ちの中には1:3.9でTELE-MACROと表記してあるレンズもある。
これだと、1cmのダンゴ虫は撮像面で2.6mm弱にしかならないが、昔は望遠レンズは最短撮影距離が長く、この程度でも十分に他の製品に比べてアドバンテージがあったのだろうと思う。

そして余談だが例外的にニコンだけは「マイクロ」と表記する。
ニコンは、1:1までをマイクロ、それを超えて拡大できるレンズをマクロと厳密に決めていると聞いたことがあるが本当かどうか。「マクロニッコール」というレンズも実際にあるが、そもそも通常の写真用ではないようなのだ。
興味のある方は調べてみて欲しい。


撮影倍率の話に戻すが、比較的、昔ながらのカメラメーカーの純正レンズは、マクロと表記するものは撮影倍率1:1を守っているようだ。
今回紹介するsmc PENTAX-DA 35mm F2.8 Macro Limitedも、もちろん1:1の撮影が可能だ。

最短撮影距離は0.139m、これは撮像面からの距離なので、レンズの先からはおよそ3cmまで近寄れる。
もちろん、近くしか撮影できないわけではなくて、無限遠までピントを合わせることができるのは通常のレンズと同じだ。

マクロレンズといえば、解像度が高く色収差の少ない事が特徴と言われる。
つまり、カリカリに写るということだ。

ペンタックスのlimitedレンズは、「限定」という意味はなく、大きさと質感と、描写の味わいを大切にしたレンズ群という事の様だ。
従って、ベンチマークの結果が特別良好なレンズばかりではない。

その中にあって唯一のマクロレンズで、35mmという焦点距離は、「どこまでも寄れる標準レンズ」として、お散歩レンズとしても使えるのだ。

偶然出会った花や虫たちも、レンズを交換せずに寄って撮る事ができる、ツブシの効くレンズだから1本持っていて損はないだろう。





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コメント

マクロレンズ

マクロ撮影は、今はあまりしないのですが、以前、仕事になるものは何でも撮っていた頃は、時々やりました。一番収入になったのは、宝石、貴金属の撮影でした。やはり、商品自体が高価なため、買い手がクオリティーを気にするので、それを製造する人達も少しは予算をかけられるだろうと考えて、そういう仕事を発掘していました。マクロの場合は、被写界震度が浅いのと、どこに注目を得るかという選択が大きくモノを言うので、私はTS-E90mmにマクロ延長リングをつけて、これを主に使っていました。45mmは、リングつけると途端に画質が落ちますが、90mmは結構いけます。あとは、照明とか、商品のアレンジ、スタイリングがモノをいいますね。静物写真は、単に端正に写っているという以上の、何かおもしろい、という感じを造り込むのが、難しいです。

Boston Photographer Ryuji #ftr86F3A | URL | 2016/12/19 06:58 * edit *

Re: マクロレンズ

プロとしての観点、流石です。仰る通りだと思います。

yukibon #- | URL | 2016/12/20 01:14 * edit *

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